治らないうつ病には理由があります(うつ病の治し方)

うつ病治療の基本は、服薬と休養です。基本的にはそれらが十分に出来ていれば、うつ病は治ります。 うつの種類によっては、治療をしなくても自然治癒するものすらあると言われます。 しかし、現実には長い期間治療を続けているのに一向に、うつが治らない人がいるのも事実です。
 
うつ病が治らない場合、薬がきちんと飲めていなかったり、十分に食事や睡眠が取れていなかったり、毎日の生活習慣に問題があることも多いです。ここでは、うつ病の治し方について、うつを改善に向かわせるための生活の送り方をはじめ、いろいろな角度からうつが治らない原因を考えていきます。

うつ病の治し方 その1「 適切な療養生活 」

 
うつ病が治る人と、治らない人は何が違うのでしょうか? 治った人は、どのようなことに気をつけながら療養生活を送っていたのでしょうか? 詳しく見て行きましょう。

 

うつを治す15ヶ条

 

うつ病を治す

 

うつ病の治し方 

うつ病の回復には、薬や栄養などの生物学的な視点の他にも、考え方や行動などの心理的な視点、職場及び家庭環境などの社会的な視点も、同じように大切になってきます。
どれか1つに偏らないよう、自分でマネジメントしていくことが重要です。
 

 

 

うつ病とストレス

 

うつとストレス

 

リラックスするために 

過度のストレスはうつ病の発症に大きく関与していると言われますが、そもそもストレスとは何なのか、ストレスを受けた時、脳や体の中では、どのようなことが起こっているのか、逆にリラックスさせるにはどのような方法があるのか等の解説をしています。
 

 

 

うつ病と運動

 

運動療法

 

運動療法とは

運動による抗うつ効果は良く知られており、欧米のうつ病治療ではすでに取り入れられていますが、日本では保険点数に算定できない為、病院で行っている所はほぼありません。
しかし、注意する点を守って自分で行う事が可能です。
 

 

 

うつと嗜好品

 

 

気分に作用する嗜好品 

タバコ、アルコール、甘いもの等には依存性があり、脳に作用しています。それらは、気分に影響を与える為、うつ病を誘発したり、症状を悪化させる事もあります。
あなたがとった嗜好品が、うつにどんな影響を及ぼしているのか見てみましょう。
 

 

うつ病の治し方 その2「 栄養管理 」

 
うつ病は、脳の中の神経伝達物質が関与していることは間違いないと考えられていますが、その神経伝達物質を形成するのは、私たちがとった食べ物が基になっています。その意味で食事と、うつ病はとても関係が深いものです。
 
また、人は低血糖になると、うつ病と同じような症状が出るため、本来は低血糖症であるにも関らず、うつ病と誤診されたことで、誤った治療法を続け、なかなか治らないケースもあります。

 

神経伝達物質

 

栄養と神経伝達物質

 

脳の栄養不足 

うつ病と言うと一般的には、心理的ストレスが原因のように考えられがちですが、脳に栄養が行き渡らないことで起きているうつもあります。
ここでは、栄養とうつ病の関係について記載しています。
 
 
 

 

 

うつ病と血糖値

 

うつ病と血糖値

 

抗うつ薬が効かないのは… 

うつ病のような症状は、他の精神疾患でも起きると述べましたが、精神疾患に限らず、低血糖症という内科的疾患でも、うつ病に良く似た症状が現れます。
低血糖症は、うつ病とは治療法が異なるため、注意が必要です。
 
 

 

 

脳アレルギー

 

脳アレルギー

 

アレルギーは脳にも起きる 

うつ病のような症状が、実はうつ病に起因するものではなく、食べ物によるアレルギー反応が原因だったという説明です。
一般的なものではありませんが、長く治らないうつは、さまざまな角度から考えてみる必要があるため、記載しました。
 

 

 

うつ病とアミノ酸&オメガ3

 

うつとタンパク質

 

アミノ酸やオメガ3 

タンパク質は体以外に、脳にとっても重要な役割を担っています。
また、アミノ酸や脂肪酸の中には、抗うつ効果や、抗不安作用のあるものも存在しています。どのようなものが効果的であるのか見て行きましょう。
 

 

 

うつに効くビタミンやミネラル

 

うつとビタミン、ミネラル

 

軽視できない存在 

栄養素が脳で機能するには、それらが酵素により分解されなくてはなりませんが、ビタミン等は酵素の働きを助ける効果があるため、積極的にとる必要があります。
また、特定のビタミン等にはそれ自体に抗うつ効果のあるものも存在します。
 

 

 

うつとメンタルサプリ

 

メンタルサプリ

 

メンタルサプリ等 

自然界には、薬ではないのに、薬のような効果が期待できるものも多くあります。ここでは、うつや不安等に効果的な天然の物質を紹介しています。
再発予防や、プチうつで、薬の処方のない方などにもお勧めです。
 

 

うつ病の治し方 その3「 良質な睡眠 」

 
うつ病の治療において、脳を休めるのは重要ですが、それには睡眠を取ることが一番です。しかし、うつ病になるとほとんどの場合、不眠という症状が現れます。病院では、睡眠導入剤などの薬が処方されますが、眠りやすくなるような生活の送り方や、寝室の環境を整えることも、薬と同じくらい、あるいはそれ以上に大切になります。

 

脳と睡眠

 

脳と睡眠

 

睡眠のメカニズム

人生の3分の1を占めると言われる睡眠。そもそも睡眠とはどのような現象なのでしょうか。
うつ病と睡眠の関係や、どうして人は自然に眠くなるのか、睡眠不足であると脳や体にどんな影響が出るのか等について解説しています。
 

 

 

睡眠の病気

 

睡眠の病気

 

さまざまな眠りの病

うつ病になると、睡眠の状態も変化することが多くの研究で分かっていますが、うつ病以外にも睡眠に関する病気があります。
ここでは、うつ病時の睡眠の様子や、うつ病以外の睡眠に関する病気を紹介しています。
 

 

 

睡眠と生活習慣

 

睡眠と生活

 

不眠の理由(行動面)

眠剤を飲んでも、適切な事をしていなければ、効果も半減して眠れません。あなたが良かれと思ってした事も、タイミングを間違えただけで逆効果になる行動もあります。
快眠の為には、どんな点に気をつけて行動したら良いのか見て行きましょう。
 

 

 

快適な睡眠環境

 

快適な睡眠環境

 

不眠の理由(環境面) 

睡眠は、寝具や寝室の環境などによっても大きく左右されます。そのため、快適な睡眠を取るためには、まず環境を整える必要があります。
うつ病以外にも、健康的な毎日を送るためには、一度寝室の環境を見直してみてはいかがでしょう。
 

 

うつ病に関するQ&A

 
うつ病に関する質問として、病院等で良く聞かれる質問に、精神保健福祉士が回答しています。医療を受ける際の疑問から、療養中の疑問まで、幅広くお答えしています。

 

受診に関するうつ病相談

 

受診に関するうつ病相談

 

医療を受ける際の疑問 

精神科は他の診療科と違い、一般的になんとなく怖いなどのイメージを持たれることが多く、受診するのに抵抗を感じる方も多くいます。
ここでは、うつ病で医療を受ける際に良く聞かれる質問に、お答えしています。 

 

 

療養に関するうつ病相談

 

療養中のうつ病相談

 

療養中に感じる疑問 

うつ病は、すぐに治る病気ではないため、療養中にもいろいろな問題が生じることがあります。うつ病の症状として、一度考え出すと悪い方向にしか考えられない場合もあります。
ここでは、療養中に生じる疑問にお答えしています。